私が遺言相続業務を行う理由

お客様から「信頼できる」「何でも気軽に話せる女性だからホッとする」
「口先の同情ではなく実際に長年看病をされてきて、看病の大変さが
本当にわかっているからまた相談したい」などのお声をいただいています。
私が遺言相続業務に携わらせていただけるのはこうしたお客様のおかげです。

ではなぜ私がお客様から信頼していただけるのでしょうか?
それをお話すると少し長くなりますが、お目通しいただければ幸いです。

私が中学生の時から母は入退院を繰り返してきました。
通院を始めて10年くらい経った時のことです。
母が突然意識を失い、緊急入院しました。

その際に医師から告げられた「ある症状」は、母がこれから
同じ症状を頻繁に繰り返し、半年~1年程度で亡くなるだろう
というものでした。

それから10年以上、母にその症状が出ることはなかったのですが、
母本人はもちろんのこと、家族全員が常に、母がいつ死ぬかわからない
という恐怖に怯えて生活してきました。
そして母は通院し始めてから20数年後に亡くなりました。

私たち家族は、母の死後、看護師さんから、
「ここまで熱心に看病などをされるご家族に会ったことがありません」
という言葉をいただいたほど、最期まで徹底的に母の看病をし続けました。

この経験により、命がいかに重いものであるのか、尊いものであるのか、
そして亡くなったらいかに家族が寂しいものなのか、つらいものなのかなどを
痛感しました。

母は遺言書を残さずに亡くなりました。
母に特に大きな財産はありませんでしたが父がすべて相続しました。
相続手続は私が行いました。1つずつ母の名前が消えていくのは、
言葉にならない程つらく、悲しいものでした。

母の死から2年後、今度は母方の祖母が亡くなりました。
祖母は公正証書遺言を残していました。

この公正証書遺言のおかげで、相続財産の話し合いや面倒な手続きをすることなく、
祖母の想いをそのまま受け継ぐことができました。

財産云々ではなく、母は私たちに何を残したかったのだろう?
母は何か伝えたいことはなかったのかなぁ?
そんな気持ちが今なお消えることはありません。

一般的に手紙と異なり、遺言書はじっくりと練りこんで作成します。
専門家として遺言書と手紙の根本的な違いを言うならば、
遺言書は要件を満たせば法律的に効力があるけど、
通常の手紙等には法律的な効力はない、という説明になります。

しかし、このように母と祖母を亡くした経験者として申し上げるなら、
遺言書の役割はそんな形式的な言葉で片付けることはできません。

遺言書は単に法的効力を持った財産承継の道具ではなく、
亡くなる人の財産や想いを次の人に引き渡してすべてを託す
「たすき」のようなものだと思うのです。
私はこの尊さを感じているからこそ遺言書の作成をお手伝いしています。

そして相続、それはまさに「たすきをつなぐ」ことだと思っています。
しかし、大切な家族を亡くした時にこの相続手続を行うことは非常に残酷です。

手続は煩雑だし、日中何度も役所や銀行などに行かないといけないし、何よりも心が折れます。
そんな気持ちが痛いほどわかるからこそ、相続手続のお手伝いもさせていただいています。

私は、自分の看病や看取りの経験に基づき、また事務所の理念にのっとり、
心をこめてお仕事をさせていただいています。今までご依頼いただいたお客様は
このような私の心をこめたお仕事を評価して下さいました。

もしも私があなたの遺言書作成や相続手続でお役に立てるのでしたら
お気軽にご連絡下さい。長文お目通し下さり、ありがとうございました。

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